うたわれるものらじお無事終了

 
 本日、ついにあの空前絶後のヒットアニラジうたわれるものらじお」が最終回を迎えました。今までうたらじについて書いた事は無かったのですが、最終回を終えて自分なりに感想やら総括をまとめます。
 僕がアニラジを聞き始めたのは思えば何時頃だったかと言いますと、一番最初に聞き始めたのが松本梨香ゲーマーズナイトでした。あれが95年の頃でしたので、あれから12年くらいそれほどの密度ではないのですが、そこそこの数の番組を聞いてきたのではないかと思います。
 インターネットラジオが普及して、30分という時間の枠に縛られない放送形態が現れ、そんなインターネットラジオの寵児として現れたのがカレイドスターすごラジです。それと同じ音泉の中で昨年スタートした「うたわれるものらじお」ですが、いつしかゲーム「うたわれるもの」の枠を超えて発展して行ったのは、ご存じの通りですね。
 この番組の何が面白かったのかは言葉にすることが難しいです。力ちゃんこと小山力也氏と柚姉こと柚木涼香嬢のラジオ慣れしていない事から成る、かつてない内容と進行。力ちゃんは汗をかき、声を裏返しながら進行し、柚姉は力ちゃんにアタックを繰り返し、力ちゃんに怒り、反応に一喜一憂するというベテラン声優達の生のやり取りは今までにない新鮮さと魅力に溢れていました。
 回が進むにつれ小山剛志氏(生まれたての39歳)やひょんな一言から始まる浪川氏のCG、珍獣化や桐井氏のキャラクターなど聴取者としては広がっていく世界と大人達のパラダイス的なコミュニティに何時しか釘付けにさせられて居たことが思い出されます。生の人間達が行ううる星やつらのようなパラダイス世界がこの「うたわれるものらじお」の一番の魅力ですよね。
 今はただ力ちゃんと柚姉やスタッフにお疲れ様ですと言いたい気持ちで御座いますよ。しかし最終回の「落ちてますよー!落ちてますよー!」「柚ちゃんはもう幸せです!」など最後まで気になる台詞が色々ありましたな。まあ全ての展開が終わったわけではなく、CDのVol4やムックが出ますのでそれを楽しみに待ちたいと思います。
 それにしてもラジオの本でDJ二人のグラビアを満載したムックなんてそれも前代未聞で、凄いラジオだなあと。CD聞き直そっと。