ガンダムSEED DESTINY

何かスペシャルをやってました。相変わらずというか。
アスランの言うことが極めて抽象的でそれがシンに伝わるようには思えず、メイリンは男のために家族や故郷に対する裏切りをしました。声優の石田彰氏は、アスランのそのあまりのコウモリな行動に不快感を持ってたそうですが、素人に脚本やらせるとこうなってしまうということなのでしょうか。素人が監督をするという暴挙も最近ありましたが・・・。
ただ今回は置き去りにされていたシンの感情というものをモノローグで描いていました。本放送時にはシンに限らずどのキャラにも何のモノローグもなく、何を考えているのか、さっぱり分からないという問題がありました。連合軍大佐ネオ・ロアノークが何を考えて三隻同盟に参加したのか、そういう状況があるってことしか分かりません。二時間も時間が取れない映画でどれだけの事が出来るのか、今から不安を除かせています。新訳Zは話こそ圧縮しすぎで明快ではありませんが、圧倒的なロボットコンテという一発芸がこめられていました。
福田監督は素晴らしいコンテを書ける人でしたが、今は失われてきているような気がしてなりません。頑張って欲しいですね。