今日も時かけ

 昨日見に行った今更奴の分際で言うのも何ですが凄いムーブメントになっていたんですね、「時をかける少女」は。Yahooムービーのユーザーレビューを見ていると圧倒されます。このブログに来て下さっている方も時かけを目印にしていることが多いようです。テアトル新宿も凄いことになってましたし。池袋とかはほぼ満員なものの座れるそうなので新宿は東京における時かけの聖地になっているのかもしれません。
 今日千葉に出て「ガーネット」とかNOTEBOOKとかサントラ探して歩いたわけだけどさっぱり無かったわけで。しかも祭りやってたらしく超混んでた。そんな中で買ってきたものとは・・・・

漫画版時をかける少女なのだった。根本のところは基本的に同じ話で、各キャラの行き先は同じです。だから映画を見る前に読むべきではないのかなと。アニメのような密度感や駆け抜けるようなテンポには欠けてて、映画のような感動はないかもしれないけど、これはって場面がありました。
一つは真琴が魔女おばさんに
「ねぇ、おばさん 大事な時間ってどうしてあっというまなんだろ。 どうしてとまらないのかな」
って台詞。この物語の根幹であります。大切な時間はそれでも過ぎていくもの、過ぎていくから大事なのか、それは分かりません。どんな人も過ぎていったかけがえの無い時、思い出を胸に今日も一生懸命に生きてます。

もう一個最後に功介が
入道雲か、夏のような奴だったな」
と千昭を評す台詞があります。映画では功介と千昭の絡みはバスケのボールぶつけあったり「あいつはそんな奴じゃねえよ」「お前らといると」って台詞からもかけがえの無い関係なのは分かりますが、「三人」というところをもっと見たかったです。
 終盤で真琴がタイムリープするときに見える思い出をどっかでやって欲しいなあ。凄い見たいわ。この三人のかけがえのない半年を・・・。こう思わせてくれる本当に良い映画、キャラ達ですよね。絶対細野監督の代表作になるんだろうし、見たいなあ。