Time waits for no one

池袋のテアトルダイヤでまた「時をかける少女」を見てきました。いあー何度見ても面白いっすね。これに乗じてNOTOBOOKとオトナアニメまで買ってしまいましたよ。何回か見て心に響くのは真琴、千昭、功介の関係がなんて素敵なものなんだたということ。野球をやったりナイター行ったり、三人が三人に思いやりが十分にある。女の真琴を挟んでいても、千昭と功介の関係は非常にコミカルで楽しそう。バスケットボールをぶつけあったりとか。真琴を二人の関係に集中しがちですが、非常に上手だと思います。
 毎度、真琴が駆け出すと共に挿入歌が流れ、三段跳びでTLし、三人の思い出が閃光のように流れて行きます。この展開はいつ見ても鳥肌が止まりません。12月から上映するところもあるみたいでこの規模の映画では信じられないようなロングラン上映です。良い映画は良い評価を受けてしかるべきというところでしょうか。
 ちなみにNOTEBOOKはメチャメチャ内容が濃いです。ストーリーの完全ガイド、各場面について細田監督の解説つき、ロケハンの写真がふんだんにのってる、監督と筒井御大の対談、脚本家のインタビューなどなどよくこれだけの労力がかかったムックなんて作りましたな。関係者には時かけは評価されると確信してたのかもしれません。「Time waits for no one」って黒板に書いたのは千昭らしいですね。オトナアニメはあまり見所はありませんでした。