雑誌以外のチャネル

 現在コンシューマー雑誌でムックではなくまともに活動してるのは「ファミ通」くらいでしょうか。原因にはインターネットで攻略情報をより簡便に入手できるってところも大きいのですが、この時代のゲームの状況ってのを表す一つの指標と考えてしまってもまあ良いかなと、ハードにつき二冊の雑誌って結構な話ですよ。僕が特に買っていたのはサターンマガジンと電撃王、ゲームウォーカー、じゅげむだったのですが、電撃王のコアさ、サターンマガジンは所有ハードとして一冊持ってましたし、ゲームウォーカーとじゅげむというのは結構変わった本でして、前者は今出ている東京ウォーカーのノリで、後者も含めマニア層以外のユーザーを明確に対象にしていました。それだけにマニアの僕が読んでも情報というより読み物として楽しむことができたましたね。とはいえじゅげむは「愛だろ、愛」と銘打って同級生2の特集なんかを組んだりして、色々活動してましたが・・・。
 現在面白いゲームは依然あふれていると思っていますが、娯楽の多様性、プレイステーション2ニンテンドーDSなど圧倒的な勝ち組が一つのみでありながらファミコンや次世代機時代のように発展期に付き合っているという意識が持ちにくいところに原因があるのではと考えます。グラフィックの進化を単純に発展と捕らえる時期は終焉を迎えましたし、ゲームの表現手法やインターフェースの変貌は工夫であって発展と思えるかどうかというところでしょう。とhばいえ僕が思いつかない、把握出来ないだけで、進展は続いてるのでしょう。その進展によりいずれかつてのような流れ星のような時代がまた訪れることを・・・・。