コードギアス20話「キュウシュウ戦役」

　前回九州に日の丸をつけて現れた艦船は中華連邦の支援を受けた団体だそうで、その討伐に向かうアヴァロンから話はスタート。かなり上空まで飛べるみたいですね。雲の上をすいすい移動しています。艦橋の見晴らしも抜群。
　スザクは騎士を返上、あるまじき失態と、それをかばうユフィを見て自信を無くしてしまったのと、申し訳ないという気持ちでしょうか。ユフィは自分がのしていくための足がかりとしてのスザクの騎士任命がいきなり失敗に終わり大ショック。今回の澤崎政権についてもシュナイゼルにお手伝いさせてくださいと言いに行くも引率のコーネリアがいないから無理だよとやんわりと冷たく断られるともう散々。
　一方黒の騎士団側は、中華連邦の介入の口実というか傀儡に過ぎないため、組むことは出来ないと表明。まあ中国のことですから現実でも狡猾な連中ですしね。利用されるのがオチというところでしょう。そもそもルルーシュの目的に中華連邦の介入はあまり喜ばしくないということか。しかもその場で建国宣言。かなり壮大な目標で、メンバーからもそもそもそんな勝算あるの？と問われるも精神論でお茶を濁すルルーシュなのであった。
　ランスロットはフロートシステムを初使用。OPでずっと出てたあれが満を持して登場という形です。シミュレーターでもスザクはトップクラスということですが、他に比較対象がある様子でフロートシステムは標準化されていくのでしょうかか。まあEN消費が激しいなど問題がありますが。
　ニーナがロイドの許可を得て図書館？だかに訪れましたがユフィを目にして突撃！を試みるも当然ガードマンに叩き付せられる始末・・・メガネも落ちて泥だらけの悲惨ムードが凄いぜ。
　アヴァロンがミサイルをバリアで止めてランスロットの発信シーン。もうここが圧巻でこのエピソードの大きな見所となっています。僕はセシルさんがミッション説明をするシーンが好きです。何かゲームっぽくて。エースコンバットのブリーフィングみたいな感じですね。現実ではどうやっているのかイマイチ知らないのですが。カタパルトからローラーを全開させて大砲から打ち出されるように発射、フロートシステムを展開する様が超かっこいい。しかも戦闘機を上回る速度を出しているとな！この時代ならマッハ3くらいかなあ。スザクだから平気ですが、ガウェインでこんなスピード出したらルルーシュが死にそうです。
　後半基地に侵攻するランスロットに対空ミサイル攻撃が、それをありえないほどの動きで回避するランスロット。戦闘ヘリもハーケンブースターでまとめてドカンでエライ事に。恐ろしい強さですな。こういうのは紅蓮や月下でも出来ない部分で、ランスロットの強みなんでしょうね。しかし澤崎と会話中にフロートシステムをやられ一気にエネルギー切れ寸前に。これはもう駄目だというムードが広がる中ユフィが「私を好きになりなさい！私もあなたを大好きになりますから！」と衝撃すぎる発言。ニーナに自分を嫌いにならないで下さい！というところでユフィに自分の姿を、そしてスザクの姿を見たのでしょう。自分が駄目な人だと思っているけどそうではない！必要としてくれる人間がいて、それが凄く力になるということを悟ったのです。その思いを伝えたユフィと受け入れたスザクはまた一つ人間的に次のステージに進んだということですな。
　しかしピンチはピンチなわけで、ついにおしまい、遺言を伝えます、コーネリア様と自分を買っているダールトンについてコメントが無いのが泣ける、シュナイゼル閣下にはあるのに。あとギルフォードも枢木ならあるいはって言っていて能力はあちこちに買われているんですな。
　とそこでガウェインがｷﾀ━━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━━!!!!
　凄くカッコイイ登場。ハドロン砲が完成しておりグルッと敵だけ倒す命中率。ロイドも猛烈に悔しがっています。しかも操縦はCCが担当している模様。出来るのかよ・・・。ルルーシュも無頼からの超ステップアップにノリノリ。「邪魔なんだよ君たちは」と戦闘ヘリを一撃。スザクに共闘を持ちかけます。
　ここで酒井ミキオのカッコイイイントロと共に最強タッグが誕生。円卓の騎士ランスロットとガウェインの共同戦線が開始。圧倒的なスピード、突破力であっさり澤崎を確保。何か最終回みたいなシメで今週おしまいと。

　次回「学園祭宣言！」ルルーシュの予告のナレーションと全然リンクしてねえー。