電脳コイル 第5話「メタバグ争奪バスツアー」

 電脳コイルは一応二話あたりから見てますが、作画は凄いが何か良く分からんなあと思って見てました。ところが先週あたりから偉い面白くなってきまして。何でかと言いますと天沢勇子ことイサコが出てきたからに他なりません。今週もイサコ大活躍の回だったと言っても言い過ぎでは無いでしょう・・・。
 大地たち大黒ヘイクーはイサコにこっぴどい目に合わされ甚大な金銭的被害を早急に埋める必要が。メタバグという小石のような価値ある電脳クズを売って小金を稼ごうにも、球不足も良いとこなのでした。ヤサコはフミエと共に生物部の部長であるハラケンを訪ね、メタバグの鉱脈の噂とそれを発掘するツアーを企画、それを盗みぎぎした大地達ですが、場所が分からずどうにもならない。そこにイサコが現れ、メタバグ鉱脈を知っているので、明日の朝に来いと告げるのだった・・・。
 次の日の朝集まる大地達とそれをつけるフミエ達。あんたら地図出しなさいと言われてこき使われている大地と指示を出してるイサコの図が面白い。道すがらフミエが大地との腐れ縁についてヤサコに語りますが、どうも大地はフミエの事が好きな模様で、悪戯したり真似をしたり気を引こうというのが、フミエに対するちょっかいのモチベーションとなっているということです。小学生的で微笑ましいと言いましょうか。
 ここで本日の超見所、神社で一息つく大黒ヘイクーとイサコなのですが、ここでラムネを飲むイサコの作画が超エロい。その後大地が見てるのに気付いてニコっと(ていうかニヤリと)するところも気合の入った作画で性的でした可愛かったですね。大地はドキっとしてる風では無かったかな、フミエが好きってのもあるだろうし。
 バスの墓場についたイサコ一行とヤサコ達。クズバグが散らばってる場所ですが、大物はバスの中にあるみたいです。データ上のテクスチャが更新されず、現実のバスは壊れてるというのが面白いですね。電脳空間が壊れたとこにメタバグは存在するそうです。このバスの中で足を組んでるイサコの太ももがまた性的で困りました。「悪い、間違えた」の顔を近づけてくるイサコが可愛かったです。
 メタバグを掘っている内にいなくなったイサコ、どうやらイサコは自分の探し物のある物質を探しにここまで来て、大黒ヘイクーは労働力として連れてきたみたいです。その物質を手に入れるため起爆性のメタバグをまとめて発火して空間を破壊し、その物質を手に入れようとした模様。
 その頃つけてたヤサコ達がサッチーに発見され、場は大混乱。イサコが回りに発火したことも手伝って大黒ヘイクーの面子は電波によるデータリンクが途切れんばかりでてんやわんや。そこに大量のメタバグを持って現れたイサコが「私の子分になりなさい!」という命令持ちかけ。なめっちとガチャ切りがあっさり懐柔され、大地も暗号屋の技術を持つイサコに憧れの眼差しを向け弟子入りを懇願。
「私が大黒ヘイクーのリーダーよ!」「ラジャー」
ここに女帝イサコが誕生したのでした・・・。一方でヤサコ達はサッチーに追い詰められて絶対絶命。ここでハラケンが意外な能力を発揮。このハラケンは一分ほどサッチーを支配下に置くことが出来るという。そしてそのままの流れで次週へ。

 という今週だったんですけど、イサコ様オンステージでしたね。小学生なのに性的かつ女王。電脳コイルのエロ担当の名を欲しいままにしています。しかしですね、大黒ヘイクーのリーダーよ!なんて宣言するあたりが良いですね、わざわざヘイクーの名を引き継がなくても単なる下僕達と私みたいな感じでも良いのに。
 これはあれですよ。先週気安く群れる生き物が嫌いと言っておきながらやっぱり群れたいイサコ様なんですよ。しかしそんなプライドが許さないイサコは主従関係ならば有りなんですよ、とまあそれはさすがに妄想ですけど。しかしこれからは学校でも大地達にイサコはつきまとわれるんだろうか・・・。気になりますね。
 来週に一話から今週の五話まで一挙再放送するそうで、やる気ありますねNHK教育は。是非みたいです。