天元突破グレンラガン 第17話「あなたは何も分かってない」

 時かけの感想は後で・・・。グレンラガンも17話で螺旋王編が終わり大幅リニューアル。OPからして大幅に変更が加えられています。
 歌は二番になり、キャラクターも全員7年後に。このOPで一話のシモンの状態まで話が進むようです。宇宙に進出するガンメンと馬鹿デカイ戦艦、そして艦長になるシモン。特に歌の最後で宇宙にひかれた光の道を歩くシモンの後ろ姿が異常にカッコいいです。こりゃ期待せずにはいられないと言うもの。
 内容としては螺旋城の跡地をカミナシティとし、七年で大幅に発展した人類。政治は大グレン団の面子が残ってやっているようですが、実質ロシウとシモンで回っているところがある模様です。総集編や16話の最後でしきりに螺旋王の言葉と月を気にしていたロシウは、今も不安を抱えつつ人口の調査を急いでいるというところ。
 一方でシモンは慣れない政治に奔走しつつもそれなりにやっているようです。ヨーコは去っていきましたが、今残っているメンバーよりはよっぽど頭がキレそうなだけにロシウの苛立ちも理解出来る面はあります。
 ヴィラルはゲリラとして活動してるようですが、単なるシモンへの対抗心ではなく地下に戻りたいという人々に手を貸して闘っている模様。他の獣人はどうなってるのか分かりませんが、ヴィラルは人間と付き合っていけてるようです、それがカミナシティの人間ではなくとも、彼の言い分はシモンの胸に突き刺さりますが、ロシウは取り合う様子がない、しかしこれはシモンとヴィラルは仲間になるフラグのように見えますな。
 ロシウは独自に螺旋力研究所というものを設立し、科学の力で来たるべき災害に備えている模様。ゲイナーっぽい青年と四兄妹の次女を従えて若い勢力に支持を得ている様子。時が来たらクーデターでも企んでるかのような不穏な会話をしています。
 ここで人口が100万人を超え、ニアに変化が訪れるとともにカミナシティの上空から無機質なポリゴンで作られたような敵が襲来。従来の量産型グレンラガンでは全く歯が立たずシモンのグレンラガンはさすがの性能で敵を破壊するものの爆発物を大量にまき散らしたため街は大損害です。しかしダリーが超可愛くなっているな、こいつはときめきますな。
 最後に変貌したニアが人類にアンチスパイラルによる粛正プログラムの起動が宣言されて終わり。100万人に達した事が問題なのではなく、螺旋力が高まっていることが引き金な模様で、そういう意味で螺旋力に目をつけているロシウの予測は当たっています。最高の螺旋力を持つシモンが敵にどのように向かっていくか、楽しみですな。
 EDも変更され、こちらは歌も変更。シモンがカミナシティから空を経由して宇宙を歩むというラスト。カミナシティの時は今の服装で宇宙からは艦長服になってます。しかし艦長服のシモンはかっこいいな。
 OP、ED共にシモンの背中に力が入っているのはかつてカミナの兄貴があの背中に負けない男にありたいと語っていたようなところから演出してるんでしょうね。