天元突破グレンラガン 第20話「神はどこまで僕らを試す」

 今更ではありますが、今週のグレンラガン
 やはり月が地球に落ちたら千佳地下に避難した程度で済むはずはなく、地殻がぶっ飛んでしまい海は蒸発し大気はもの凄い温度まで上昇するということでアークグレンで宇宙へ退避した者しか生き残れない事が判明し、ロシウは呆然。それを踏まえ、宇宙に退避した後再び生物を繁殖させなければ行けないということで、ノアの箱船さながらに動物達も一通り積み込んでる模様です。
 それを見ていぶかしんだのが、今回の実質主役であるキタン。ロシウの配下を問い詰めたところ、ロシウ本人から事の真相を聞かされます。とりあえずその場は納得しつつダヤッカと妹に会いに行きます。ダヤッカはカミナについて、死んでしまった奴より生きている人間を優先したいと語り、戦ってきた時代は既に過去となってしまったことをキタンも痛感していますが、そこでアンチスパイラルが再度襲撃。
 グラパール隊だけではいかんせん数が足りず、病院の人間を逃がすために生身でキタンがムガンに立ち向かいますが、そこでマッケンがガンメンで介入、ムガンのビームが防げるなんてすげえ。グラパールは一瞬でやられてたのに。ロージェノムが語ってますが、ガンメンは元々対アンチスパイラル用の機動兵器なので、グラパールよりも有利な戦いが出来るようですね。うーむ溜飲が下がる展開で良い感じだ・・・、キングキタンで出撃したキタンが天井か・・・確かにあれも天井だな・・・と呟く表情が溜まらんですわ。大した意味も無くガンメンを破棄したロシウの政策はここである程度否定されてしまうことに、新世代への交代を焦ったのかは分かりませんが。
 キタンはアークグレンへ急行し、ロシウの責任ある立場としての最大限安定を優先した決断を、責任を背負ったことについては認めつつ、自分たちにはグレン団としてのやり方があると語り、グレン団のリーダーであるシモンの魂たるコアドリルの返却を求めます。ここでシモンに頼る事は自分のやり方と違うやり方を認めなくてはいけない、シモンに対する憧れを元々は強く持っていたロシウは迷いますが結局は渡す事に。金庫とかに隔離せずに自分が持ち歩いてるあたり、グレンラガンでシモンと戦った日々についての郷愁はまだ心には残っている模様です。その割にはシモンに対する容赦はありませんが・・・。
 キタンはシモンの捕らえられてる場所にコアドリルを持って急行したようですが、話の展開からダヤッカはグレン団には復帰しないみたいですね。
 場面は変わって監獄、シモンはアークグレンの起動にロシウが成功した事を素直に喜び、諦めの境地に入りますが、ここでニアが現れて挑発!しかし嫌らしいくらいに強調される指輪もそうですが、ニアはシモンが諦めそうになるとこうやって挑発に現れるところが気になります。まるでそれは鼓舞するかのようで。今回なんてアークグレンが宇宙に退避しても襲われる可能性を示唆して、情報を持ってきたとも取れます。心の奥底ではアンチスパイラルを倒して欲しい気持ちがあるのでしょうか・・・?
 最後にヨーコが登場して終わりと。次回はヨーコが旅に出てから今までの話を振り返るというところかな。