機動戦士ガンダム00 第23話「トランザム」

 今日のガンダム00はほぼ完全にトリニティ回でした、あとティエリア
 どうやら、ロックオンの負傷はGN粒子の影響を受けておらず、ヘルメットの破片が目に入ったとかなのか、治療可能なようです。それでも三週間は安静にしていないと治療できないもののようでこの土壇場でそれをやってしまうと母艦自体なくなりかねんということで、ロックオンは眼帯をつけて任務続行の道を行くようです。絵的にザビーネのようだ。
 ティエリアヴェーダが正常に稼働していない上に、自分の失態でロックオンが負傷してしまった事で打ちのめされている様子。そこに現れたロックオンがチームリーダーにふさわしい励ましぶりでティエリアも精神的に多少立ち直った模様ですが、それを見ているフェルトの姿が・・・どんな三角関係なんでしょうか。
 グラハムの動向はというと何とフラッグに太陽炉を搭載する模様。それも何か無理矢理つける気でいます。せっかくだから武装もジンクスとは違ったものにして欲しいなあというところ。フラッグにそのまま太陽炉つけるということで、少なくとも背負い物が違うデザインに成ることは間違いありません。せっかくだから全体的なシルエットも改良して欲しいです。
 逃亡生活を続けるトリニティ。ネーナがスイーツ(笑)が食べたいといっていますが、この時代でもスイーツという単語は健在なのか!完全に所在が割れてる模様でジンクス部隊の強襲を受けてしまいます。有限であるGNドライブTの稼働時間も限界が近づいている模様で、補給もなく最早ジリ貧。
 今度はどっかの島に逃げ込んだトリニティ。そこに現れるはアリー・アル・サーシェス。居場所を知っていたり、ラグナの死を知っていると言うことはアリーは現在アレハンドロに雇われているというところでしょう。情報もある程度提供されているんでしょうか。さすが戦闘のプロというべきでしょうか。早撃ちで即刻ミハエルを始末し、ヨハンをねじ伏せます。ここでヨハンが逃げろネーナ!と妹の身を案じる当たり、トリニティは兄弟間の結束は一貫して確かなものなのです。
 ツヴァイを奪ったアリーとヨハンとネーナの対決ですが、作中でグラハムあたりと並んで最強のパイロットであるアリーにトリニティは一切歯が立ちません。アインはあっさりやられ、ドライも風前の灯火。そこに刹那のエクシアがやってきますがアリーにはイナクトでも圧倒されているのにツヴァイでは当然勝ち目などあるはずもなくボコボコ。しかし時を同じくして月で計画の破綻を関知したヴェーダ(ていうかイオリア)によりGNドライブの全能力が解放され、エクシアトランザムモードにチェンジします。F91を彷彿とさせる動きでアリーを翻弄し、撤退に追い込みますが、パイロットとしては以前アリーの方が数段格上で有ることは否めません。
 今回をもってガンダム自体はCBの元々のプランは終焉を迎え、計画とは切り離されて自由行動を取るという流れになるようです。今回助かったネーナはちょうど16話のネーナと刹那の逆の構図になっているわけですが、彼女はトレミーに身を寄せる事になるのでしょうか。さいわいドライも大破には至っていませんし。
 次回「世界を止めて」はトリニティが壊滅したためジンクス部隊がトレミーを追い回すようです。ツヴァイに乗ったアリーも作戦に参加するようで、GNアームズとドッキングしたデュナメスと戦ってます。そういえばアリーはロックオンの敵でもあるわけですね。