コードギアス 反逆のルルーシュR2 第三話「囚われの学園」

 前回の引きからロロがギアスを使おうとしたところでルルーシュから電話が。一期でもよく使っていたCCとの入れ替わり作戦を使用して凌ぎました。別にロロがすぐに襲いかかってくる事を想定したわけではないでしょうが、ルルーシュが復活したことをなるべくごまかしたいと言うところでしょうね。ロロが監視役で有ることはルルーシュの現在の境遇から想像に難くないのでアリバイ作りに一役買わせたところです。
 学園の地下にルルーシュの監視室が作られており、そこでヴィレッタを初めとしたブリタニア軍やロロがミーティングをしている模様。ロケットを見つめたり、ルルーシュからロケットを取り上げられることを拒否する当たり、偽りの家族でありながら、ロロはルルーシュに親愛の情を感じ始めてるのでしょうか。冷徹なマシーンであるロロですが、そのような生活に疲れているというありがちなところでしょうかね。
 ロロのギアスはザ・ワールド。といいますか、一定の範囲内の精神をフリーズさせる力のようです。水が動いていたり、ヴィレッタの目が赤くなっているところから物理法則そのものをねじ曲げるものではなく、人間に対して行使するものである事は他のキャラクターのギアスと同等である模様。二話でルルーシュやカレンに連続して使っているところから、同一人物に複数回、短いスパンで使用出来るということが分かっています。ルルーシュやマオと比べて極めて強力なギアスですね。ただそれだと卜部の自爆から逃げられた当たりの説明がつきませんが・・・。
 舞台は変わってEUとのアフリカ戦線。部隊の指揮はシュナイゼルが執っている模様。スザクもナイトオブセブンとしての権限を行使してか単独行動で戦線を切り開いていました。さすがイタリア軍は弱いぜ。24話のように問答無用で切り捨て御免はしていないので、あれ以来完全に戦闘マシーンと化した訳ではない模様です。一期では極めて強力なランスロットですが、権限上容易に出撃出来ないという縛りをかけていました。しかしR2ではスザクにそれなりの権限があるため、それにどう対抗していくのかが見所ですな。シュナイゼルはさすがと言いますか、何度となく捨て駒にしてるのに彼の栄進を喜ぶべきだなどとしれっと言う当たりさすがですな。この人は本当にそう思ってそうで面白い。
 学園の監視員の目をごまかしてロロに接近するため、ルルーシュはシャーリーとのデートを装ってパニックを起こします。シャーリーに「何もかも終わったとき、君は・・・」とシャーリーが自分を許さないであろう事を自覚するルルーシュはシャーリーの記憶を消したときに同じ何とも言えないやるせなさが。
 ただシャーリーとの関係は記憶を消す前の状態に戻されていますね。皇帝のギアスで上書きされた結果ですか。
 最後にロロがDIOにやられたポルナレフよろしく銃を突きつけられたところで終わり。銃には弾丸が入ってなかったというオチかな?ルルーシュとしては銃での脅しよりギアスで支配下に置くことが目的でしょうし。
 次回は一期をなぞっているとしたらギルフォードがオレンジの役回りになってしまいますが、果たしてどうなるのでしょう。