今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2

 今回は次回以降の展開の前段階といったとこですな。しょっぱなはギアスを得る奴隷時代まで戻ってしまったC.Cとカレンにボコられるスザク。カレンは憤る割には前回大した抵抗も出来ずなすがまま状態になっていまして、相手が攻撃してこないという段階になって好き放題攻撃できるというのもショボイと思ってしまったり。
 ルルーシュは皇帝に自分がゼロだと知られてしまっているものの、アーカーシャの剣がおいてある空間に置き去りに出来たことを確信。皇帝が不在である今こそが機であると行動を開始してます。多くの国々を合衆国としてまとめ、議決によって物事を決定し、軍事力は黒の騎士団という独立した組織に集めるという方式。何かスタッフロールが流れております。ゼロの立場はCEO、最高経営責任者という妙な立場、最高意志決定はゼロによって行われるということなのでしょう。総司令にはシンクーというツートップ体制。
 しかし調子が良いときに上手くいかないのがルルーシュ流というべきなのでしょうか・・・。皇帝が復活してしまったため、全ては水泡に帰してしまいました。皇帝は今となってはゼロの正体を知っているため、ナナリーが人質として有効である事もまた割れてしまっています。ルルーシュはゼロの仮面の下は焦りで汗だく、という光景は良くあるのですが、この時は狼狽のあまり後ずさりしてしまいます。これを見逃さなかった藤堂さんは後に伏線になるのでしょうか。
 紅蓮は既に聖天八極式に改修済み。スザクが乗る予定でしたが、ランスロットフレイヤ弾頭を乗っけるために紅蓮に搭乗する案はご破算。個人的にはこういう乗り換えは歓迎でしたので、ちょっと残念です。ランスロットはコンクエスターのままなので、聖天八極はどうせカレンが乗るのでしょうから、それに対抗するため改修というとこでしょうか。
 焦るルルーシュはC.Cの話から、スザクに頼るしかないと判断。自分の正体も明かしてナナリーの保護を願い出ます。スザクの立場からすると自分たちが攻めてきて、なおかつ敵国の総督の保護を敵国のエースに願い出るという無茶苦茶な頼みな訳です。それはルルーシュも分かっているからこその懇願し、かつリスクを払って日本へ出向くのでしょうが、次回「土の味」でどうなるか見所です。
 次回予告ではギャラハッド対神虎が展開されてましたね。モルドレッドやトリスタンまで出撃するとどうしても黒の騎士団が不利に思えますので、次回あたりカレンが脱出するのでしょうか。