本日のコードギアス 反逆のルルーシュR2

 うーん、今週を見て感じたのはどっちもままならないものだなあと・・・。ルルーシュ人非人と罵っておきながらスザクと送った友情の日々はやはり心に強く残っていて、心の中では今でも友達だと思っている。だからこそスザクが許し手をさしのべた時はあのルルーシュが涙を浮かべて俺たち二人なら出来ない事はない、とつぶやくわけです。
 スザクはスザクでルルーシュの事は友人ではないと断じておきながらも本当はユフィの殺害に理由があると思いたい、心の底から悪党ではないと信じたい、憎みたくわけです。だからこそルルーシュが全てを自分の責任として背負い込んでることを見抜いてルルーシュを許したわけです。
 しかし・・・展開は無情でシュナイゼルの部隊がスザクを尾行しており、全ては終わってしまったと・・・。ただ解せないのはルルーシュはギルフォードへのギアスやロロやサヨコの潜入など他の手を持っていながら、スザクへ全てを告白し、少なくともその場では自分の出来る限りの誠意を持って対応したことです。リスクが大きいですし、失敗に終わる事も想定しているなら涙を流し悔しがるまでの失望感を感じる事もないような気がします。スザクに感じていた友情がそれだけ大きかったということなのでしょうか。
 スザクに関して解せないのはスザクは皇帝直属の親衛隊におり、スザクの知りうる限りの情報は既に皇帝が持っていることです。それを理由にシュナイゼルやカノンの尋問を突っぱねる事も出来るような気がします。スザク自身動揺が大きかったのとシュナイゼルが弱いところを突いてきているというのもありますが、次回以降この二人の関係はどうなるのか。スザクは全てを無に帰すためにルルーシュフレイヤを打ち込むのか。
 九州での戦闘はブリタニア優勢。ナイトオブラウンズを止めるだけの駒がいません。ビスマルクのギャラハッドはさすがブリタニア最強だけあって神虎と言えどもまるで歯が立たずもうボコボコ。シンクーも血まみれになってます。せめて藤堂でもいればまだパーシヴァルに対応できそうですが、彼は海の中と。
 最後に再度東京で決戦ですな。次回予告でガレスがやられておりましたが、ランスロット、モルドレッド、トリスタン、パーシヴァルが東京にいることを考えると戦力的には負けています。次回予告ではどうもフレイヤが使用されたようなので、どうなることやら。