今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2

 今週はとりあえず作画がとんでもない事になっておりました。DVDでの修正されがいがありそうなものです。
 アーニャの秘密はマリアンヌにギアスをかけられて憑依されていたということにありました。しかしアーニャがまだ幼い子供の頃にギアスをかけて、彼女の人生にいらぬ戸惑いを残していたり、冒頭のC.Cの会話といいマリアンヌは聖人君子では全く無いという感じ、むしろ黒幕なんじゃないの?というムード。私達の味方の「私達」ってマリアンヌとシャルルのことでしょうし。
 シュナイゼルが反乱を決意。皇帝が妙な研究にお熱を上げて国の政を押しつけられていた事に不審に思っていたわけですが、多大な犠牲を出して騎士団との戦いを自らが終わらせたのに、それを俗事と切り捨てた事で不信が頂点へ。フレイヤという最強兵器とスザクという戦力を手に入れてついに内乱勃発というところ、目の前で見ていたジノは拘束され、キャメロットは元々シュナイゼル派でもあった上に上司のスザクがクーデターに加担したためなし崩し的に巻き込まれてしまう感じ。皇帝とキャメロットの繋がりが薄い上に騎士団やルルーシュに頼る縁があるわけでもないのでおそらくこのままなのでしょうかね。
 ランスロットアルビオンは前々から企画されていたものの、現行のランスロットと違いスザクの専用機として設計された完全なる新造機体のため、ロールアウトが現行機の改造である紅蓮より遅れたというところなのですかね。ランスロットを操縦するためにスザクというデヴァイサーがいたわけですが、それとはちょうど逆の関係になることに、ロイドさんは一期の24話と同様に感情が高ぶってヤケクソ気味なスザクにランスロットを預けるのは危険と感じている模様。まあシュナイゼルの命で次週出撃と相成るんでしょうけど。
 ルルーシュはシャルル皇帝と心中するために禁断の以後の指示に従えというギアスを使用。これだと統率するのにいちいち総員に詳細な指示を必要とする上に、土台がないためリスクが高くかつ短期的に事を終える必要があります、奥の手ですね。ルルーシュが通りかかるときにサザーラントがスピアで門を作り王の凱旋を祝うところがかっちょいい。さすが派手好きというとこです。
 ナイトオブワンのビスマルクはギアスユーザーであった模様。スザクと戦っているときに封印されている左目が光っています。どういうギアスなのかはっきりしませんが、スザクを破るあたり身体機能強化とかそのあたりでしょうか。お前のような裏切り続けの男を誰が信頼するか!と切り捨てて置きながらも、「弱さこそがお前の優しさという強さの裏付けであったものを」とスザクに助言を送るあたり出来た男ですな。さすがナイトオブワンですか。
 あと今日の変な作画の中、ナイトオブトゥエルブのモニカちゃんが可愛かった。後藤邑子ボイスが良い。何かおろおろしてるし。
 神根島の施設を破壊し、アーカーシャの剣で自分と皇帝を閉じ込める事に成功したルルーシュ。二人で心中です。次回予告で何か会話してましたが、コミュニケーションをじっくり取ることで何か誤解でも解けるのでしょうか。次回楽しみです。神根島にキャストを全て集めてクライマックスの様相に。次回予告からするとスザクのランスロットアルビオン(つまりシュナイゼル派)とシャルル軍が対決する模様です。かませ犬にナイトオブフォーなんてのも出てきてます。それと平行してシャルル、マリアンヌ、ルルーシュのギアスに関わる設定話を行う模様で、クライマックスという感じですな。