劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮編の感想

 以下ネタバレまるで自重せず感想。
 中々面白かったです。途中もの凄い勢いで適当にテレビシリーズをダイジェストしてたり構成自体は完全にテレビを見てた人向け。ダイジェスト映画でちゃんとそれのみで完結してるのは機動戦士ガンダムI・II・IIIのみなので、それはまあ良しとするべきでしょう。
 映画は1話〜14話。しかし11話〜14話にあたる部分は全て新作画と新展開です。冒頭にアンチスパイラルの攻撃によりかつての文明が攻撃され、それに伴いロージェノムが螺旋の力に目覚め抵抗を繰り広げるという始まり方。ここがかなり面白かったです。ダイガンザンなども昔は大量にあって、何かガンダムXみたいな光景に。ロージェノムも舟形のカテドラル・テラから超銀河グレンラガンに変形させる螺旋力を持ってたのですねえ・・・。実際のテレビでも超銀河グレンラガンではアンチスパイラルに勝てなかったから、さもありなんという感じですが。
 最初の1〜3話部分はテレビで大好評だった部分だけにさすがに無茶苦茶おもろいです。今日初めて気がついたのですが、カミナの最初の名乗り口上は最終話一話前でやったものと同じなんですねえ。
 ニアを拾ってからは完全に新展開。四天王のうち三人とヴィラルが巨大ガンメンを伴って出てきます。ヴィラルがダイガンザンに乗ってきたのが面白かった。ダイイガンザンドゥってあんた。「シモン、手をどけて」のノリで四天王全てと戦い殲滅と12話〜14話の話はすっ飛ばされると考えていいのでしょうか。大グレンで大グレン団全員で俺たちを誰だと思ってやがる(ドカーン!)とやったところはスカッとします。
 次回螺厳編ですが、最後までやるのでしょうか。個人的には終盤は作り直してくれたら面白いのですが。