今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2

 いやー「ダモクレスの空」超面白かったです。R2以降あまりにもぶっ飛んだ展開を繰り広げてきた本作ですが、ラスト二話にふさわしい壮絶な盛り上がりを見せてると言えます。開眼したナナリーが余りにも可愛くてビックリしました。
 黒の騎士団対ランスロットアルビオンはさすがに性能差+生きろギアスでも苦戦を免れずシンクー達をアヴァロンになだれ込ます事態に。ラウンズを迎え撃った時とは違い戦線がごちゃごちゃしてる故に能力で勝っていても紛れは起こると言うことですな。しかし敵の時は戦略を見出す戦術っぷりによく鬱陶しいと言われてきたスザクとランスロットですが、味方だとさすがに頼れます。
 ルルーシュはアヴァロンの放棄。サヨコとキャメロットに撤退を命じますが、ここの台詞がカッコよかった。
「これまでよく仕えてくれた・・・君達の覚悟に感謝する」「イエスユアマジェスティ」のやりとりが最高すぐる。その後蜃気楼に乗り込もうとするルルーシュとC.Cのやりとりがまた良い。ギアスを貰ってから向こう起きた事の責任は自分で背負う強さを持っているルルーシュ。C.Cは自分を含めそういう強さを持った人間に出会っては来なかったということなのでしょう。
 ここでキスするかというとこで紅蓮乱入。C.Cが超スピードでランスロットに乗ったのかありえないタイミングでカットに。しかも何故かパーシヴァルの盾を装備してますわ。結局負けちゃいましたけどかなり頑張ってましたね。願わくばルルーシュと共にダモクレスに潜入して欲しかったのですが。
 今回のハイライトであるフレイヤ無効化。ニーナはユフィの本質を一切理解せず自分のエゴを振りまくだけだったところから、一歩成長しましたね。ユフィが望んだ事だから、自分の憎しみはいったん引っ込めて成すべきことを優先させる。たいしたものです、ルルーシュが言ったとおり立派な人間に成長したのでしょうか。
 蜃気楼に搭載されたドルイドシステムと己の能力をフル稼働させて環境データをプログラムし、これ以上ないタイミングでスザクがそれを打ち込むという共同作業でフレイヤを突破。俺とスザクが揃えば出来ない事はない、という台詞通りの展開に。これは熱かった・・・。そのまま蜃気楼が絶対守護領域でブレイズルミナスの閉鎖を防ぎ機体がなだれ込みましたが、何故か最後尾に水中専用のポートマンIIが。なんという無謀な。
 ジェレミアは二期になってからカッコいいですなあ。自分がかつて憧れたナイトオブラウンズとの決戦に臨むところがまたいいシチュエーション。
 シュナイゼルルルーシュの計略に見事にやられギアスをかけられることに。この後戦後の始末とか優秀な能力を活用させる機会は沢山ありそうですね。あくまでレギュラーメンバーに限った話ですが、何故か生きていたギルフォードやコーネリア様といい意外に死人は少なくて済みそうです。
 最後にナナリー開眼。可愛いですなあ。カレンが勢いよく飛び込んで来ましたが、最早カレンは蚊帳の外なので今更スザクに挑んでもという感じです。
 次回はついにこの近年最大のオリジナルアニメの最終回!どうなるか楽しみですな。