機動戦士ガンダム00 第22話「未来のために」

 戦闘が神すぐる。100機を超えるMSが跋扈する戦場は一期のタクラマカン演習以来なのではないのでしょうか。各MSもプラモが出きった後だというのに新装備満載。00にはGNソードIII、セラヴィーには両肩にGNキャノンと各部にコンデンサーの追加、アリオスにはビームキャノン、ケルディムには右肩とGNドライブ付近にビームガンがマウントされてます。ドライブ周りに新装備をつけている分、そこにあったシールドビットは左肩にマウントされてますね。細かいですな。
 攪乱幕を張ってミサイル兵器で対抗してくるというアロウズ。アンチフィールドは二話でジンクスIIIが使って以来でしょうか。出力に関わらず無効化出来るというのはかなりの利点ですな。まあ今回みたいにGN粒子による装甲強化の恩恵が受けられなくなるため、アヘッドやジンクスもカタロンの通常装備でダメージを受けてしまうのが難点ですが。
 愛に生きる男コーラサワーはやはり大佐とクーデター派閥へ。一期の頃から最前線で戦ってきた歴戦の男だけあって強いですね。アヘッドをものともせず瞬殺してます。こういうキャラをヘタレで終わらせない辺りは一期から一貫してますな。このクーデターもあってアロウズはほぼ壊滅というところですかね。
 残る相手はイノベイター軍団。量産されたブリング&ディバイン。余りの多さにビックリ。数えた人によると200人を優に超えてるとのことです。それだけの数のガラッゾガデッサ、エンプラスが出てくるんでしょか・・・。他にもイノベイター化し暗黒面にとらわれたルイスも凶悪なレグナントで現れるわけですわ。あれ一機でカタロンあたりは全滅できそうですし。
 今回の出撃までは一期の24話に相当する最後の出撃前の総括でしたね。フェルトはもはや頼れる男と化している刹那に想いをを告げたのはビックリ。刹那が受け入れるかは今のとこ良く分かりませんが。ティエリアは「僕を導いてくれ、ロックオン」と出撃するティエリアが何かカッコいいですな。フルアーマーセラヴィーもカッコいいですし。アレルヤアレルヤで事ここにいたってソーマ・ピーリスという人間を認める事が出来るようになったようです。こうなるとマリーはもう出てこなくても良さそうなもんですがどうなるやら。
 また、今回のアバンで決着しましたが、グラハムの心の決着はつきつつあるようで、フラッグファイターに殉じるために命をさらした一期最終話から、生に目を向けるような心境になるんじゃないですかね。次出てくるのは最終回のエピローグなのでしょうか・・・。スサノオの仮面の下には、やはりフラッグの頭部があるというのが象徴的です。
 次回はかなり死人が出そうなムード。量産イノベイターにやられる面子も出てくることでしょう。