CUT 8月号

 CUTの八月号がエヴァ破特集なんで買って参りました。一応映画雑誌のようで映画雑誌コーナーで購入。目立つ表紙ですな〜。

 内容は豊富なピンナップに鶴巻・貞本インタビュー、各声優陣のインタビューという形です。
 ピンナップは出来が素晴らしい。松原さんのピンナップはゼルエル戦のシンジがプラグ内で綾波を追って吼えるカットのラフ原画っぽいもの。鶴巻さんのピンナップは仮設5号機とマリ。平松さんのピンナップはアスカとマリとレイが飲み屋で乾杯。この絵はみんな私服で可愛いなあ。特にマリが可愛いですわ。最後は本田さんのエヴァパイロット揃い踏み。マリはピンクの制式プラグスーツにして欲しかったにゃあ。どうせ表紙でネタバレしてるんだし。

 鶴巻監督のインタビューは概ねパンフレットのものと同じなのですが、序の公開後、破が公開されるまで何故にあんなに時間がかかったのかという事を説明するに十分な内容を喋ってます。エヴァは当時のスタッフがベストを尽くして作ったものなので、異なる事をやってなおかつ超えたものとするのは困難であったといことですね。鶴巻監督はテレビ版19話は超えられないんじゃないかというプレッシャーもあったようです。
 テレビ版でやってた事は破で全て消化してしまったため、Qからは否応なく未知のゾーンへ突入することもあり、鶴巻さんは庵野監督がそこをどうするか楽しみにしておられるとのこと。Qからはテレビ版と比較されるプレッシャーからも解放されているようで、序と破ほど期間は空かないかもしれないですね。この雑誌は買いですな。