劇場版マクロスF サヨナラノツバサ(完全にネタバレあり)

 京成ローザ10で見て参りました。さすが初日、最前列しか空いておらず!見にくいのなんのって。レーシック後初の映画鑑賞でしたが特に問題なかったです。
−三角関係
 テレビ版のお前達二人が俺の翼だ!から幾星霜、ついに決着が付きましたね。決着は映画でもつけないだろうと思ってたのでこれは相当に意外。完全にアルシェリで終わりました。はっきりとランカには気持ちには応えられない、でもありがとう。シェリル・・俺はお前を愛してるとまではっきりやるとは。
 出撃前のランカの告白シーンは中々胸に迫るモノがあります。基本的にイツワリノウタヒメシェリルのエピソード大目だったからか、サヨナラノツバサはランカのエピソードが多いです。それ故にランカ選ぶのかなーそれならそれで仕方ないかと思ってみてましたが、子供の頃に実はアルトとシェリルが出会ってたというエピソードが来て、これはシェリルっぽいなーと思ったらそんな感じ。シェリルおめでとう!と言いたいんですが、結末が結末なので〜。
−ロリシェリ
 可愛すぎる・・・。恐ろしく可愛い。可愛すぎてビックリした。
 アルトに花束渡すエピソードが良かったですね。アルトが空を飛びたがる切欠にもなるような発言をシェリルが残してますし。
−ライブシーン
 素晴らしいの一言。飛び出す絵本をモチーフにしらランカのライブ。予告で話題をさらった花嫁シェリル(なんたるライブの仕掛けでしたね)。看護婦シェリル。そしてそれぞれのイメージイラストの衣装で飾った最終決戦ライブなどなど。特に最初のシェリルのライブは圧巻。歌も素晴らしいですが、エンドロールにあった愛おぼえていますかはどこで歌っていたのか思い出せぬ。
−YF-29
 超圧倒的高性能。イツワリノウタヒメもですが、アルトの性能も相当上がっており戦闘シーンでは相当な活躍をします。YF-29に至ってはゴースト数機をあしらいつつルシファーと渡りあうとかとんでも無い事になってます。バトロイドはほとんど印象に残りませんが初代以外のバルキリーって大体そうですからまあ良いかな。プラモ出たら作り多いなー。
−結末
 三角関係にきちんと結末がついた割にはテレビ版より更にお茶を濁した終わり方。普通にヴァジュラと共存しつつアルシェリラブラブでもいいんじゃない?と思ったり。00やギアスみたいな完全にこれで終わりってムードは無いですが、エンドロールで寝たきりになったシェリルが復活していることが示唆されてます。シェリルが復活するときにはアルトが戻ってくる・・・とランカが匂わせていることから完璧に幸せな終わり方という捉え方も出来るようには作ってますね。
−設定が変わったお歴々
 ていうかグレイス。結局は陰謀よりもシェリルに肩入れすることを選んだ形に。これはインプラントの設定は別になくても良かったんじゃないですかね。イツワリノウタヒメでも陰謀とは別にシェリルに肩入れしている様子がうかがえますし。今回はラスボスでも無くシェリルを後押しして終わるという中々美しい死に様。これはテレビよりも相当良い改変ですね。
 全体的にはテレビ版よりまとまってて良い感じ。これはオススメですね。映画の音響で是非見て見てはいかがかと!