魔法少女まどか☆マギカ 6巻

 ブルーレイのまどか六巻がHMVから無事送られて来てマラソン完走!早速見ましたがやっぱりラスト二話は別格的に良いですわ。全体的に明るさやエフェクトなどが強化されており見栄えがかなり違います。最終話の魔獣にブロックノイズみたいな処理を加えたりビルから着地する際に白い羽を広げてたのを魔力と分かり易くピンク色にするなど。ワルプルギスの夜の魔方陣のエフェクトもかなり強めに出してますね。
 最終巻付属になったサントラの出来も素晴らしい、ワルプルギスの夜戦やオクタヴィア戦、エピローグに使われている音楽など三枚のサントラの中でも良い曲がぶっこまれてます。一番好きなのは「Pergo pugnare」という曲。ほむらとQBがビルの上で会話しているシーンの音楽です。ストーリーが終わってしまうというエピローグ感全開のこの曲は聴いててしんみり度が半端ない。僕はこの音楽が流れるシーンからして凄く好きなんですよね、QB自体本質は何も変わっていないのに世界のギミックが変わったことで関係性がガラリと変わっていくという話に感心します。
 「彼女の物語が終わりを告げても、この世界は続いてゆく。」という帯文も最終巻だけあって良いんですよね。コメンタリー聞いてると続編のプロットを虚淵さんが蒼樹うめさんに見せたとのこと、そんなこと言っちゃって大丈夫なのか!続編やるとしたらどういう形にするのか含めて非常に楽しみですね。2011年を席巻したまどか☆マギカもBD六巻発売でとりあえず一息というところでしょうか。寂しい気持ちもありますな。