ゲームセンターCX「マイティボンジャック」

 過去最大の長期シリーズになったマイティボンジャックが公開録画でついに完結しました。ホントはお姫様を助ける終わり方など真のエンディング的なものがあるそうですが、この番組で久しぶりに手に汗を握った人は多いのではなかろうかと。アトランチスの謎以来ともいえる超難関ゲーのクリアですので、凄く盛り上がってましたね。
 「一人のおじさんがファミコンのゲームのエンディングを目指す。その姿に人々は少年の姿を投影するのでしょう」
 と最後しめくくられていましたが、この番組を見ているとスタジオがまるで友達の家のような雰囲気でゲームに打ち込んでいることを羨ましく思ってしまいます。スーパーマリオワールドのときのくぐれ!やクイズ殿様の野望では特に強く出ています。
 キャラクターもAD東島、笹野、浦川、イノコMAXの助っ人陣はもちろん、カメラマンの阿部さんや構成作家の人までが視聴者に認識されていきます。ゲームセンターCXはフジテレビが作成してるわけではないそうですが、この雰囲気は仲間意識を謳っている昨今のバラエティ番組などではけしてない心地よさがあります。
 ネタにも困らないですし、まだまだ続けて行ってもらいたいですね。「たまにはこんなゲームセンター」やファミコンソフトの紹介などもノスタルジーを感じる作りになっていますね。
 おすすめ回は「ホントのときめきメモリアル」「アトランチスの謎を解け」「ソロモンの鍵やるモン」といったところです。番組本がまた出るそうでそちらも楽しみです。