コードギアス14話「ギアス対ギアス」

 うおーやるせない・・・。
 という印象の今回、ルルーシュ以外のギアス使い「マオ」が登場し、シャーリーを追い込みルルーシュを狙わせる。という今回。素晴らしい回でございましたよ。
 ランスロットとかちあった紅蓮二式は撤退。紅蓮のやり方を知っていて気合も入ってるんで長引いたら紅蓮も危険である可能性が大きいので、とりあえずここで撤退って判断なんでしょうな。ゼロからの指示があったのかどうかは分かりませんが。
 ルルーシュはあのボコボコで気絶状態でよく二人に見られた事を覚えてるなあ。銃もなくなってる事で最大のピンチを迎えたルルーシュ。生徒会室に電話してとりあえず探りを入れてましたが、スザクにいじられてましたね。スザクにはいつもペースを握られているので、珍しい姿ですな。ナナリーがユフィに会いたいといってるのは自分が皇女であることを知っているのかいないのか。皇女であることを知っているスザクとミレイさん(知ってたのか)が反応してました。会ったらエライ事になりますからね。
一方特派では、あれを試してみようかというロイドの台詞からしてフライトユニットの登場が近いということですかね。あれがあったら紅蓮でも全く対応出来なくなりますし。セシルさんがスザクを誰かに重ねて見てるというのはセシルさんのスザクに対する接し方や優しさから弟あたりの線でしょう。死んじゃったのかな。
 ユフィも騎士をつける頃とのことでまあ妥当にスザクがついて、出世していくというスザクの反逆が始まるっていうことなのかな。一方和気藹々とした騎士団で、扇だけが気づきつつあります。カレンはゼロを疑うの?って問い詰めてましたがより真実に近いのは扇というのは皮肉ですねえ。ディートハルトはゼロが爆破したことについては確信をもっているので、火消しに動いてましたが。そして扇はなんとヴィレッタを披露という、この先裏切りフラグがたったと考えて良いのかなあ。
 マオの言葉責めに苦しむシャーリー、ついに新しいギアス使いが。家捜ししてナリタに行き着いたルルーシュとの邂逅で混乱のあまり撃ってしまいます。マオは考えていることが読めるギアス能力者で、ルルーシュがチェスで負けてしまう屈辱を味あわされ、今度は無理心中になりかけ大ピンチ。結局ギアスが利かないCCが救い、ルルーシュがギアスでシャーリーの記憶を消させてしまいました。
 そして最後のやりとりなんですけど。これって「今までありがとう」と告げるためだけにルルーシュはシャーリーと話にきたわけですね。彼女の明るさや笑顔に救われてきた、それを永遠に失ってしまったルルーシュのやるせなさが心に響きました。そしてお礼を言って振り返った背中はまさに泣いてる背中でした。エンディングテーマのモザイクカケラが冴え渡ってましたね。ジーンすることこの上ねー。
 次回「喝采のマオ」十傑集みたいだな。