M@sterWork 00 「私はアイドル」


 買ってからもう一ヶ月くらい経つので何ですが、アイドルマスターのMASTERWORKを二枚買ったのでその紹介をば。
 まず00は「私はアイドル」編で御座います。歌い手は春香、千早、美希の三人で、後から知りましたが、家庭用版が出る前にリリースしたものだそうですね。つまり美希の顔見せ的なCDという位置づけだったのでしょうな。今買うとそういう気は全然してこないですけど。
 僕がXBOXを買う切っ掛けになったのは、動画の配信を見てからなんですけど、まず最初に気に入ったのがこの「私はアイドル」でして、アイドルソングとしてのキャッチーさが素晴らしく、歌詞の内容もあいまってアイドルマスターを代表する楽曲と感じるに十分な魅力を持っていますね。M@sterVersionはゲームで使われているものよりもテンポが速く、歌ってる方もかなり早口です。フルで聞くにはこっちの方がダレずに終わるのがいいんでしょうね。
 歌詞の内容もゲームで使われている部分は自信に満ちたものですが、進むにつれて、アイドルとして自己を犠牲にしてもファンに尽くしていくという覚悟が表現されています。スパイダーマンでも大きな力には大きな責任が伴うというように、アイドルとしてきらびやかな舞台にいるためには、ファンのために時には自分の自由を犠牲にしなくてはならないし、そうあるべきだという信念、いわば春香Trueエンドにスタッフが込めたであろうパラダイムを改めてここで提示されています。
 逆説的に自由と自分を励ます力強い歌詞に、自分も頑張ろうという気にさせられますな。「まっすぐ」ほど直接的な応援歌ではないですが、自分を後押ししようという力を持った一曲ですね。
 次にカップリングの「神さまのBirthday」。ゲームに収録されていない楽曲の中で圧倒的な人気と知名度を誇るクリスマスソングです。AメロBメロサビをひたすら繰り返す曲ですが、三人のパート分けと終盤の美希のハッスル声で飽きさせない構成が見事。僕もこれは一回聞いたとき凄い衝撃を受けましたわ。僕は行ったわけではないのですが、小鳥さんがアイマスライブで歌ったらしく、またニコニコ動画でPV仕立てにしたMADが好評を博しており、最近でも知名度がどんどん増している状態です。
 僕もどっちかというとこちらが聞きたくてこの00を買った次第です。これ聞くと春香役の中村さんは歌が上手くなって来てますね。繰り返し何回聞いたか分かりません。こういうゲーム外の展開が発展していくと面白いですねえ。まあ、そのうちアペンドディスクとかで入れて欲しい曲ですけど。
 次回はM@STERWORK03を取り上げたいと思います。ちなみに01がゲームショーなどで話題になった「Go my way」、02が美希の楽曲として用意された「Relations」をM@sterVersionにしたものですね。こちらはちょっと持ってないんで特集出来ません。