おおきく振りかぶって 23話「ゲンミツに」

 久々のおお振り感想です。というのもアニメの面白さに当てられて原作の単行本を全て買ってしまい、先のストーリーを知ってしまったのでアニメを楽しみつつももう一つ感想までは書いていませんでしたが、やっぱこのアニメ面白いですわ。
 洞青との試合も終盤、今まで得点圏では完全に抑えられていた田島が打つ瞬間にバットを大幅にずらすという離れ業でタイムリーを挙げ、うっしゃーーーーと雄叫びを上げる様は視聴者の胸も熱くなりました。バットを短く持ってるならともかく、左バッターから逃げていくシンカーに対応するため目一杯長く持ってるところから遠心力で放る形にしてるというのが凄いです。
 後、この大会が始まってからずっと思ってましたが、応援曲に宇宙戦艦ヤマトやねらい打ち、ルパン三世トレイントレインなど実際の高校野球でおなじみの応援歌を惜しみなく使っていて高校野球の雰囲気が上手いこと再現されてますね。この当たりが原作に味付けが加わってる感じがして、見てて楽しめます。あと太鼓を叩いてる女の子が可愛い。たいこたん(;´Д`)ハァハァ
 次回はついに9回裏の攻防ですな。限界を超えて投げている三橋のこの試合最後のマウンドやいかにと行ったところですね。あと二回で終わってしまうなんて惜しいぜ。
 原作アニメの作り手として有名なのが銀魂スクールランブルで原作以上の仕事をしていると良く評価されているサンライズの高松監督や原作の再現率が高いと評価されている京都アニメーションですが、おお振りのスタッフは前二つと比べて何一つ負けてない仕事をしていますね。素晴らしいです。
 こないだ発売されたオトナアニメ(グレンラガンのヨーコが表紙のやつ)ではシリーズ構成の黒田洋介氏が一年間に1クールとかならこれからも続けられるんじゃないだろうかという話をしてらっしゃいましたが、是非二期を期待したくなります。
 次回「決着」が楽しみですな。