機動戦士ガンダム00 第14話「決意の朝」

 今回は次回から始まる決戦の前振り話ということで、それに従って各陣営の準備やCB組のキャラ背景についての描写が中心でした。
 まずユニオンではグラハム率いるガンダム調査隊が増員し、各舞台のエースを集めて更に全機体をカスタム化。グラハムフラッグだけでもタイマンでガンダムと五分に渡り合っていたところを見るとこのオーバーフラッグだけで二機くらいなら勝てるんじゃないかという気もしてきます。編隊を組んでるフラッグがカッコいい。MSをこういう現代航空機的な要素を前面に押し出した事って今までのシリーズではほぼ無かっただけに新鮮ですな。各部隊のエンブレムとかエースコンバットみたいで良いですね。
 一方で人革連はタオツーとセルゲイ中佐が使うであろうちょっと改良されたティエレンが居ました。ソーマ少尉は可愛いなあ。「気負うなよ」「了解!(ビシッ)」ってとこが最高です。
 AEUでもコーラサワーが大きな部隊に編入された模様。「殴られもせず一人前になった奴がどこにいるか!」というわけで一人前パイロットの道を歩き始めたコーラサワーなのです。しかし二回死にかけてるのにこのめげなさは凄い。ある種不屈の精神の持ち主ですな、復讐に燃えたりしてるわけでもないところが精神的にタフというべきでしょうか。
 CBは現在くつろぎ中。カーステレオでアニラジを聞いてるロックオン兄貴ですが、今回はかつてテロにあった現場に戻ってきている模様。当時は無茶苦茶になっていた場所が整備されて慰霊碑まで建っており、随分と綺麗になっちまって・・・と昔を思い出しています。何だかんだでこれで同じ顔の兄弟?みたいな人の謎は残ってますが、ガンダムマイスターについては刹那とアレルヤとロックオン兄貴は大体人物の背景というものが明かされ終わったというところです。ティエリアだけが大きく謎に包まれてますね。
 大規模軍事演習に向かうガンダムマイスターと、最後に大物の雰囲気を大いに漂わせるアリーでシメ。今度はAEUの外人部隊として何か新しいMSを受領して作戦に参加するようです。イナクトは片腕が切られてしまいましたしね。しかしOPを見るとまたイナクトに乗っているようですが・・・。前回までの青色とは違って今回は赤色に塗ったイナクトですね。
「楽しくなってきたじゃねえか・・・こりゃあ戦争だぜ。そりゃもうとんでもねえ規模のなあ!」と踏み出すアリーがカッコいい。
 EDの曲も前と比べると随分雰囲気が出て良い感じになりましたね。絵としては四人のマイスターが島でくつろぐ様子。刹那の散髪をするロックオンと料理を作るアレルヤティエリアティエリアは几帳面に本で調べながら調味料か何かの量をビーカーで細かく計っています。後はマイスターのイメージシーンと空にいるガンダムのイメージ?を仰ぎ見るマリナとサジとルイス、そしてマイスター達という流れです。
 今回のOPで出てきたガンダムスローネについてはNTで読みましたが何とマイスターは釘宮!釘ガンがあの赤いスローネドライですな。アインはヴァーチェもかくや、という火力のキャノン砲。ツヴァイがエクシアのような大型の剣を装備。そしてドライは何も特徴が書いてなかったのでおそらくOPにもあるファンネル搭載なのでしょう。こりゃ楽しみだ。ちなみに他二名のマイスターはカミナの兄貴こと小西氏と0080ポケットの中の戦争以来のガンダム参戦となるnmkw氏ですね。スローネはGN粒子だけじゃなくて太陽炉とビームも赤いのね。ガンダム00のビームは基本的にGN粒子を使ってるのでスローネのGN粒子が赤い以上ビームもそりゃ赤くなりますわな。ビームサーベルも赤いのかな。