機動戦士ガンダム00 第18話「悪意の矛先」

 ギレンの野望アクシズの脅威が面白すぎて三日間ずっとやっていました。ジオン編二部もようやく終わる・・・。ということで今週の00感想。
 アバンでトリニティが基地を潰してますが、アインの火力がすさまじい。ビームライフルからして相当な威力。デュナメスの精度にヴァーチェ並の火力。GNランチャーの威力がべらぼうすぎて、基地を吹っ飛ばすにはまさにうってつけというところでしょうか。ちまちま切り倒して破壊しているツヴァイとは効率が違う。
 そんな感じで紛争根絶にも人道より効率に重きを置くトリニティの介入にトレミー組も苦虫を噛みつぶしております。同じテロ仲間でも美学が違うって言ってしまうとあれですが、トレミー組は人間の心理的な変革に期待する部分があるのでしょう、アムロじゃないですが。
 ブワーってステルスフィールドを展開するドライの姿がターンXっぽかった。49話の来たか兄弟ーーー!みたいなとこの。「もうたまんな〜い」と超ご満悦なネーナ。可愛いですが邪悪っ娘ですな。
 ここから最近の主役化が激しいユニオンの面々。ハワード・メイスンの墓参りでユニオン軍の象徴たるユニオンフラッグでガンダムを撃破するという誓いを立てるグラハムです。戻ってみると先週GNメガランチャーに吹っ飛ばされ怪我を負ったカタギリがオーバーフラッグの整備を。カタギリも恩師を殺された以上その恩師の手が入ったフラッグを自分が整備し仇を討ちたいという意地があります。「意地があんだよ男の子にはぁ!」という黒田氏が脚本を手がけたスクライドにもありますし。でもエイフマン教授がユニオンの基地でGN粒子の謎を追っていた事はカタギリ→スメラギ経由でヴェーダにも情報が入ってたんじゃないですかねえ。そこからトリニティに情報が抜かれていたとか。
 ここでスローネがアイリス社を襲っているとの報が。アイリス社と言えばカスタムフラッグの試作リニアガンを作ってくれいていたところですね。一般人の働く軍事工場を襲うガンダムに堪忍袋の緒が切れたグラハムは単身スローネに決戦を挑みます。「そんな道理、私の無理でこじ開ける!」が超かっくいい。黒田節というかスクライド漫画版にそんな台詞ありましたね。
 ここでのオーバーフラッグとスローネアインの戦闘がこれまた凄い。スローネの射撃を交わしつつグラハムスペシャルで無理矢理変形かつ方向転換。リニアガンをいくら当ててもダメージが与えられないので活路は接近戦しかありません。鍔迫り合いからガンダムにひけを取らない推進力で押し込みはじき飛ばします。怯んだところを両手サーベルで再度鍔迫り合いし下から蹴り一閃でサーベルを飛ばしそのサーベルで右腕を切り落とす!ここの戦闘が超燃えますわ。戦闘にアイデアがあるというかテンプレ的な動きがほとんどない00の戦闘には感心します。「一矢は報いたぞ、ハワード・・・」
 切り落とされた右腕は機密保持のためヨハンが爆破してましたがサーベルは残った模様。サーベルはキュリオスのコンテナなどと違いオーパーツであるため、役に立てられそうですね。ビーム兵器を持つフラッグの登場は近いか・・・と言いたいとこだけどGN粒子が無いとダメか。
 話は前後してネーナが腹いせで結婚式場を襲ったためルイスが右手を失う大怪我。刹那は一般人を標的にした無意味な攻撃行為はCBが排除すべき紛争行為と同等であると判断し、単身スローネを強襲するというところで引き。ここで明確な基準をもって戦えるのが主人公というもの。次回スローネ対エクシアの第一ラウンドです。ていうかボロ負けしやしないだろうか。次回予告でガンガンとツヴァイの剣を叩いてましたがそこをファングに狙われたら一発なんじゃ。