ギアス最終回追記

　ギアスの最終回をなんだかんだで7回くらい見返してみたわけですが、多少気づく事もありました。
・お蔵入りした紅蓮の武装
　紅蓮聖天八極式の登場回のみ使われた紅蓮の八つ裂き光輪。あれ以降一切使われませんでした。まあ対アルビオンで使用しても輻射波動の直撃に耐えるブレイズルミナスに効果があるとも思えませんが。輻射波動が利かないので紅蓮の有効な攻撃がハーケンと左手のMVSのみという意外にも不利な戦闘に。ランスロット・アルビオンもギャラハッド戦みたいにエナジーウイングによるビーム攻撃を使用すればもうちょっと勝負も違ってきたのかしら。
・アルビオンが爆発するシーンではコクピット付近が柱に隠れています。
スザクが脱出するシーンは見えてないのですね。ジノが証人となることでスザク死亡説の信憑性が増すということですな。
・反ルルーシュ皇帝派の構成
　最後に反ルルーシュ派になっているのは、コーネリア、ギルフォード、ヴィレッタの蓬莱島に残った組に加えて、南とジョウ・チャンリンの二人のダモクレスの戦闘に参加した者がいます。シンクーやラクシャータが逮捕されている中どう逃げたのかは謎ですか。元々エリア11で虐殺をしていたコーネリアの元に国を超えて集まっているあたりが、ゼロ・レクイエムの中核である憎しみを一点に集めたことによる効果なわけですね。
・カレンの部屋に化学系の本があります。
　カレンは高校卒業後、軍人の道などには行かず薬学系もしくは医学系の道に進むのですかね。母親が麻薬依存症にかかっていたこともあって、薬学の道を志すというとこですか。表向きスザクに勝っているのでスカウトなども多かったでしょうが、カレンの戦いは完全に終わったということですね。
・結婚式にシンクーは居ないがナナリーと扇の会談では神虎がいる
　これはどういうことなんでしょうね。扇の結婚式には天子までが出席していまして、黒の騎士団総司令という扇の上司であたシンクーがいないはずは無いので病死したという気はしますが、神虎は戦闘をしなければ他の人でも動かせるんでしょうけど・・・。シャッター押し係の説もありますが、シンクーのような重鎮がそんなことしないでしょ〜。
　扇の結婚式写真にはニーナがいるのですが、イレブンを忌み嫌っていたニーナが日本人の結婚式に笑顔で参列しているあたり、成長が伺えます。そもそもイレブン嫌いには何かしらの事件があったことが一期で示唆されてますが、どうなったのでしょう。
・カレンの部屋の写真にはカレンの居ない間の学園の写真が
　ミレイ会長の卒業式の写真が飾られていますが、カレンはこの間は学園の生徒ではありません。どうやって手に入れたのでし
ょう。学園祭自体にはカレンは着ぐるみを着て参加してたりしますが・・・。あんなに嫌ってたスザクの単独写真もおいてあるあたり、わだかまりは解けて居るみたいですね。ゼロレクエイムの志を知ったからなのでしょう。
　ちなみに小清水さんのモノローグは何か泣きそうになってるような気がしますね、カレンが涙声を出す場面ではないので、感極まった小清水さんの演技をそのまま収録するべきだという音響の判断だと思われます。
・C.Cが「なぁ、ルルーシュ？」というときに最後に視線を変える。
　これは天を見上げているようでもあり、前で馬車を引いてる者に言っているようでもあるという絶妙なカット。結論は出ないでしょうが、作り手は意識してるんでしょうね。

　戦後のゼロの処遇も気になりますね。おそらく高度な政治の話はスザクこと新ゼロはシュナイゼルの回答待ちと思われますので、ブリタニアに常駐してるのでしょうか。立場としては前ゼロと同様に黒の騎士団CEOに戻ってるのかな？

ネット界隈では散々言われている上記のネタですが、感想追記ということでお許しを・・・。