ガンダム00 第3話「アレルヤ奪還作戦」

 三話も相変わらず面白かったです。二期は序盤からかなり好調ですねえ・・・。各キャラの一期(特に序盤)からの変化というものを前面に押し出していて、分割ものとしてはある程度リセットした環境から初めたコードギアスR2とはかなり違ったアプローチですな。
 ソーマ中尉とアレルヤの因縁としては、やはり超人機関の施設の幼なじみといったところのようです。アレルヤは君を必ず取り戻す!という感じで意気込んでおりますが、そもそもソーマ・ピーリスとしての中尉の人生が一期から今に至るまで余り不幸なもので無いため、アレルヤの意気込みには申し訳ないのですが、空回り感を感じてしまったりします。しかしアリオスの機動は凄くカッコよかったです、さすが真の超兵。
 アレルヤ奪還作戦は王留美の情報から始まったわけですが、情報の源はネーナがヴェーダから持ってきたものであるようです。というのも現在ヴェーダ連邦政府の情報を管理しているのでレベル7まで閲覧可能なネーナにはレベル2領域の情報取得は楽勝であるのは自明ですな。スローネドライは何か円盤形にされてしまいましたが・・・。ううっカッコわるいっ。
 今回かなり思惑が見えた新ロックオンことライル・ディランディですが、能力はすさまじく高いとのこと。グラフでももの凄い数値が。ひょっとしたらニール・ディランディを上回る能力を有しているのでしょうか。MSに乗った事がないというのは言うまでもなく嘘ですので、カタロンの構成員としてはかなりの腕前を持っているメンバーだったのでしょうか。
 アレルヤ奪還作戦のタイミングと概要をカタロンに流し、カタロンも混乱に乗じて多くのメンバーを脱出させた様子。ライルが脱出班は・・・?と言っていたのは刹那のことではなくカタロンの脱出班のことだったようです。CBの構成員としても当分は最低限のことのみやって実力は隠す方向のようです。これは面白い要素をはらんでますね。
 もの凄い丸くなったティエリアが最高すぎます。刹那にマリナ姫の情報を渡したり、刹那が五分のところを三分でやると言い出したら残り二分でマリナを助け出したらどうだ?と進言する始末、昔は余計な事をしていた刹那にムキムキしていましたが・・・。ティエリアと刹那が現CBを引っ張ってますね。「テコでも動かん!」がカッコええ。
 刹那は酔っぱらい予報士を説き伏せたようにリーダーっぽくなってきました。サジとの会話からもそういうとこが伺えますね。マリナ姫を助け出したりいろんな人をCBに連れてきてます。ライルも刹那が連れて来てましたし。
 次回も楽しみ、次回ライルがフェルトにキスしてましたが籠絡して情報を取得し、カタロンに流すつもりなのでしょうか。