機動戦士ガンダム00 第9話「拭えぬ過去」

 今回は戦闘まみれで面白かったです。00の戦闘シーンは凄いですねえ。テレビシリーズとしては随一と言えるでしょう。
 のっけから圧倒的に強いアリー・アル・サーシェスが狩るアルケーガンダム。GNファングもミハ兄が使っていた頃のような頼りない兵器ではなく、キュベレイのファンネルばりの高速機動によるオールレンジ攻撃を展開してました。ボコボコ当たってますね。ファングコンテナに定期的に戻せるのが便利ですね、GN粒子を補填してるのでしょうか。
 アリーは半身が消し炭になったということですが、アリーが食らった攻撃は純正の太陽炉から作られたGN粒子であるため、再生医療が可能なわけですな。しかし炭化していても再生出来るとは凄すぎる。
 セラヴィーの膝からジ・Oばりの隠し腕が。キャノンから腕ということはやはり背中のキャノンにも腕があると思われますので、背中の人が現実味を帯びてきましたね。まあ隠し腕攻撃自体は避けられて逆に斬りつけられてしまいましたが。2対1でも全く歯が立たない圧倒的なアルケーですが、アリオスとケルディムの助けもあり撤退へ。ブシドーのようなギャグ要素も無く機体はイノベーター製。恐ろしい相手ですわ。
 グラ・・・ミスターブシドーとカタギリが顔合わせ。ビリーの作っている機体はやはりフラッグ系?足とか肩にその面影が伺えます。しかし頭部はあからさまに武者兜、どんなバランスでしょう・・・。ブシドーから最強の剣とスピードを要求され「合点承知!」と返すビリーは良い奴ですな。しかしCBに対する怒りは燃え上がっているようです。
 スメラギさんVSカティ大佐の戦略戦が面白かったです。結局は00を出撃させていたスメラギさんの読み勝ちですが、軌道が逸れた事は想定外だったようで、どのタイミングで出撃させたのかが気になります。もの凄いスピードで00は置いてかれたと思いますし。アヘッドに搭乗したルイスは攻撃をちゃんと避けていてさすが脳量子波対応型だけに相性が良いのでしょうかね。
 ガデッサがザンネックを彷彿とさせる衛星軌道上(そこまで行ってないかな)の狙撃がカッコよかったです。サイガーの演技も良い感じ。戦闘用イノベーターのヒリング・ケアが可愛い。紅一点ですね。
 次回予告でガデッサがもう一機。近接タイプでしょうか。あれにはヒリングが乗っているのかな?