機動戦士ガンダム00 第10話「天の光」

 ハレルヤ大復活の今回。ストーリー的には先週と比べ地味でしたがメメントモリという超兵器が発動しましたな。宇宙移民が居ないこの世界で宇宙からの攻撃を抑えられてしまうともうどうしようもないという感じです。
 新たなイノベイターアロウズに合流。CV置鮎のブリング・スタビティです。他のイノベイターは男性につけ女性につけ、どこか中性的な感じでしたが、このブリングは完全に男ですな。上記のガラッゾ(カロッゾ・ロナみたいだ・・・)圧倒的な高機動力を有する機体で砲撃仕様のガデッサとは対照的に近接専用機のようです。脚部にブースターを付け、高速で接近、GNフィールドにより遠距離からの攻撃も無効とかなりの高機能ですね。GNソードIIもあっけなく真っ二つ。ダブルオーはオーライザーによる真価の発揮という上澄みがありますが、他のシングルドライブ機は基本性能ではイノベイター機に劣っていると思われますので、トランザムで頑張るしか無いという感じなんですかね。
 ラグランジュポイントにあるCBの衛星基地でアリュー・リターナーという新キャラが合流。名前・容姿・王留美がスカウトしてきたという状況から、どこをどう見てもスパイとしてやってきたイノベイターですな。しかし可愛い。ボディラインもいかにも女性という感じでぺたんこのヒリングとは違いますね。ダブルオーの性能がリボンズ側に流されてしまうわけですが、オーライザーとかに何か怪しいスイッチでも仕掛けたりされないのでしょうか。イノベイターは脳量子通信でお互い繋がっているので情報連携は楽勝という利点が、スパイ向きです。
 一方で月のイノベーターの住居には王留美も伴ってのメメントモリ発射お披露目会。何とメメントモリの建造には王留美も出資しているとのこと、この人一期と比べるとあからさまに悪キャラになってきて大丈夫なのでしょうか。アロウズはハレヴィ財団と王家の出資を受けたギレンの野望の資金チート状態なわけですね。
 ネーナはおそらくは王留美の命でヴェーダへアクセスし、情報を盗んでいるところでしょう。もしくは個人的に動いているのかもしれません。一期最終話で王留美が00を見に来ていたときも脳量子波を使って盗み見ていた感じですし。そこへアリー・アル・サーシェスが。「よっ」とか軽い挨拶が面白い。キレたネーナが襲いかかるものの、暗殺も難なくこなし登場人物中でおそらく体術は最強と思われるアリーには全然通じず逆にエロいことに。銃でおっぱいをグリグリすれば良いのに。
 ネーナがレイープされたかどうかは今回だけでは知るよしもありませんが(時間的に無理かな?)リボンズのところに戻ってきたアリーは、あんたが大将と言っておきながらもネーナの事は隠しておいてます。王留美にも雇われてるんですかね。
 メメントモリによるスイール王国攻撃と同期してオーライザーとの合体実験中のCB。予想を超える数値をたたき出しGN粒子が大量にばらまかれた影響で、脳量子波を持つもの達にメメントモリ攻撃の状況が伝わってきます。2話ほど前にリジェネが説明していましたが脳量子波はGN粒子を媒介にして通信が出来るとのことなので、過剰な量のGN粒子が影響を及ぼしてメメントモリ攻撃の様子が伝わっているのでしょうかね。
 ともあれ大佐のピンチでソーマ・ピーリスが戻ってきた上に、頼れるCBきっての強パイロット・ハレルヤまでもが復活。地に落ちたアリオスの復権はこの男にかかっています!次回が楽しみ。