劇場版魔法少女まどか☆マギカ前編 始まりの物語(ネタバレあり)

 T-Joy蘇我で見て参りましたまどかマギカ劇場版。物販コーナーを2Fに設置しており結構力が入っていた模様。但しタペストリーとか一部クリアファイルがないようで売り切れてしまったんでしょうかね。UFOキャッチャーで取れるクジとかはまだのこってましたが・・・。僕は二回目の上映を見てきたのですが(色紙はまだ貰えました)、それでも物販はまだかなり混雑してましたね。

 1話〜8話までの内容が前編では網羅されていまして、上映時間としては120分強というところでしょうか。OPはClarisの「ルミナス」でめざましテレビでも公開されていた映像に加えてまどかが産まれてからの成長期がありました。イスに座っているまどかとほむらがほっぺたスリスリしてたりしてます。OPの出来いいな〜。
 開幕にワルプルギスの夜とほむらが戦う前周回の最後とも言えるシーンはカットされており、まどかが母親を起こすところから物語は始まっています。描き直しされているシーンはそこかしこにありそうな気がするのですが、BD版を覚える程見たという訳ではないので判断がつかない部分多し。そもそもテレビ版も最近のアニメで出来も良かったですからね。
 一方BGMはほとんどが新規であることが分かります。既存BGMの方が少ないくらいなのではないですかね。映画館の音響も相まってテレビ版のシーンも映画としての格を持った仕上がりになっています。
 変身シーンは全員新規になってまして、もう何も怖くないの巴マミの変身シーンなどは圧巻の出来。さやかの変身シーンはめざましテレビでも出ていましたがちょっともの悲しさがありますね。杏子の変身シーンもテレビ版から増して派手なモノになっています。
 1話〜8話までがかなり違和感なくまとめられており、必要な内容は網羅されています。これからこの作品を見ようという人はテレビ版などを見るより映画で見た方が良いのではないでしょうか。
 その他目立った追加シーンはシャルロッテに噛みつかれた際にマミのソウルジェムが砕けるシーンが追加、さやかのソウルジェムがグリーフシードへと変わるシーンは大幅描き直しされていました。見滝原市の情景に関しても追加シーンになっていたと思われます。すげー大都会。マミのテーマとして有名な曲も日本語歌詞になっていましてタイトルは「未来」(ED時に表示されていました)。ここで死んでしまうマミの曲で「未来」って・・・。
 EDはアレンジ版Magiaがフルで流れますがまるでホラー映画の様相。実写取り込みにエフェクトをかけた背景に魔法少女のシルエットが過ぎ去っていくわけですが、前半に見覚えのないシルエットがありますのであれは前編で出てきた魔女の魔法少女時代ですかね?最後に後編の予告があるかなと思ったのですがそれは無しということでまた来週に期待ですな。
 9話〜12話の四話が後編なので丸々テレビ放送を乗っけても90分にも満たないため、追加シーンなどが期待されます。後編が真打ちですな。