劇場版魔法少女まどか☆マギカ 後編「永遠の物語」

 昨日までちょっと旅行してましたので一日遅れで後編「永遠の物語」を日曜出勤帰りに千葉の京成ローザ10で観賞。先週の前編はT-joy蘇我で見ましたがローザの方が大分混雑してるような印象を受けました。まあT-joy蘇我は車じゃないとアクセスしにくいのでそのあたりの差があるんでしょうけど。ローザがあんな混雑してるところは始めて見ましたわ。
 物販はプロダクションノートとマミさんクリアファイルとキュウべぇぬいぐるみマフラーが売り切れてました。
 そして内容へ。始まりはほむらのスピナーをイメージした劇団犬カレー絵によるカウントダウンから開始します。ワルプルギス出現時のカウントダウンみたいなもんですね。前編の終わり際をもう一度繰り返す形でさやかのあたしってほんとバカからへと続き、OPは後編にもありまして前編とおそらく全く同じだと思われます。前編開始時にあんな綺麗なエフェクトがあったか失念しました。
 基本的には9話をそのままなぞっていく形で進んで行きますが、杏子の流血と最後は結構変わっています。あと当然変身シーンも追加。杏子が最後爆発するときに笑顔を見せるのがなんとも・・・。
 その後テレビ・BDではほむらの自宅でキュウべぇとほむらが可能性はあったの?あるわけないじゃないかという会話が交わされますが、映画では墓場で同様の会話が交わされます。最初見た時はビックリしました。その後ほむらが墓場から森の中を歩いているところからまたカウントダウンが逆行し、バグった感じになって10話の内容へと推移します。ここは映画の新規シーンで非常に美麗、かなり見所です。
 意外にも10話の内容は追加はなくそのまま。10話のテンポは素晴らしいのでそれを崩したくなかったんでしょうね。最後にはしっかりコネクトが入ってきまして、テレビ・BD版のOPのマイナーチェンジ版になっておりほむらのカットが少し増えています。
 11話にあたる部分も流れはほぼそのままです。10話もそうですが細かい修正は多分沢山あるんでしょうけど、BDを買って比較しないと中々難しいでしょうね。または記憶するくらい見ていないと・・・。ほむら対ワルプルギスも追加カットは無かったような気がしますが、そのままでも劇場で見たら大迫力ですねこのシーン。素晴らしい出来。あとワルプルギス登場時のカウントダウンに追加があり、BDにも無かった「3」のカウントダウンが追加されています。
 最終話部分も基本的な流れは同じなのですが、宇宙が再編されるその狭間でのまどかとほむらの邂逅シーンは映画という媒体に配慮したのかBDのような全裸ではなく光のエフェクトをドレス状にまとっている形になります。ここは音楽も新しいものになっており、かなり感動的に仕上がってます。その後京介のバイオリン演奏シーンに遷移するまでに再構成される宇宙・太陽系・地球・見滝原のイメージシーンが挿入されており壮大さが増していますね。
 テレビ・BD版でEDに入るタイミングでまたもコネクト。劇団犬カレーによるスタッフロール演出が非常に良い。ただ魔女文字が延々流れますが当然ソフト発売まで何が書いているのか全く読めないのでした・・・。
 テレビ・BD版での終わりの最後にまどかのソウルジェムにリボンがかかった後に、Kalafinaの「ひかりふる」で映画そのもののEDになります。「ひかりふる」はまどかが各魔法少女を救済する際に流れる「Saggita luminis」が基本になっており感動的です。スタッフロールそのものは白い画面にテロップと簡素なものでその前のコネクトの方が力が入っていた感じです。
 そして最後に2013年公開予定と銘打って劇場版魔法少女まどか☆マギカ 新編「叛逆の物語」の予告が入ります。犬カレー絵が多くまだ進捗状況は伺いしれませんが、噂通り見滝原中学の制服を来た杏子が出ていました。まどかの世界に導かれたはずのさやかもちょっと映っておりその瞳にはハイパーアルティメットまどかが映っています。また、キュウべぇの目にもHUまどかが意味深に横切るところが映っており非常に気になりますね。あ〜叛逆の物語楽しみですわ。2013年って傷物語も2013年ですがシャフトの体力は大丈夫なんでしょうか。まだ何の映像も出てこない傷物語の進捗具合が気になります。